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完結第17話
大手術の3日後、夫が勝手に進めていた旅館の経営移管
母から継いだ温泉旅館の代表を務める私に、命に関わる大手術が宣告された。病室で夫は私を抱きしめ、耳元で「ようやく俺のやり方でできる」と囁く。術後三日目、古参従業員から「東京の会社への運営引継ぎ書が届いた」と連絡が入る。そこには私が承諾した覚えのない五年間の独占契約と、夫が半年前から女性コンサルと進めていた裏切りの証拠が記されていた。私は痛む体に鞭打ち、病室で反撃の準備を始める。裡切られた|夫婦|修羅場|不倫2.6万字5 48 -
完結第11話
新調した下着と消えた八百万円
「疲れたから今日行くのやめよっか?」 二年ぶりの夜のために新調した下着を身につけた私に、食器洗いを終えた夫は平然と言い放った。一人向かったスーパーの駐車場で、惨めさと屈辱に涙が止まらない。だが翌朝、夫のスラックスから新横浜の駐車領収書と消臭スプレーのレシートが見つかる。さらに車のドラレコは、その数時間だけが不自然に消去されていた。 調査の果てに浮かび上がる、共有口座から消えた八百万円と、家賃二十四万円の部屋。 迎えた夫の昇進祝い。親族や来客が揃う座敷で、私は茶封筒を叩きつけた――。 「貴之さん、私からのお祝いを受け取って夫婦|不倫1.6万字5 1516 -
完結第16話
夫のスマホ「あの女は自分から出ていくよ」
ここ半年、夫と義母から「物忘れがひどい」と責められ、自分を疑い続けていた千鶴。だが結婚二十周年の夜、夫のスマホに届いた『最近は本人も、自分がおかしいと思い始めてるみたい』という通知を目撃し血の気が引く。狂わされていたのは自分の頭ではなく、家族の悪意だった。家を出た千鶴は、隠された付箋や医師のカルテを手繰り寄せ、反撃を始める。裡切られた|嫁姑|夫婦|不倫2.3万字5 209 -
完結第21話
出張中の夜、隣人が聞いた「私の怒鳴り声」
3日間の出張から戻った美穂に、夫・健二は赤ワインまみれのシーツを投げつけ、「さっさと洗え」と命じた。 だが、そのワインは結婚15周年のために美穂が隠していた高級品。さらに隣人から「昨夜、美穂さんが夫婦喧嘩していた」と聞かされる。出張中だったはずの自分の代わりに、一体誰がこの家にいたのか。調べ始めた美穂は、義母・静子が若い女を「新しい嫁」と近所に紹介していた事実を知る。 しかも女は美穂になりすましてカードを再発行し、送付先を隣町の203号室へ変更。 さらに美穂名義で50万円の借金まで作られていた。 15年間、住宅ローンも生活費も義母の介護費も支えてきた美穂は、証拠を揃えた瞬間、家族を支えていた“財布”を静かに閉じる。やがて健二の元には「生活費が1円も下ろせない」という悲鳴が届き始める――。真相|不倫3.2万字5 975 -
完結第14話
「ここは新妻の家」と笑う義母へ突きつけた、青い契約書
卵巣腫瘍の手術当日、夫は緊急出張と偽り、義家族と臨月の愛人を連れてハワイへ飛び立った。「新妻のために家を空けろ」と宣告され、退院した部屋で待っていたのは、私の部屋着を着た愛人と義母。だが、男が「自分の城」と自慢していたその部屋の正体を突きつけた瞬間、愛人は震え出し、義母の目論みは音を立てて崩れ去る。15年間の献身を土足で踏みにじった夫に下される、冷徹な現実の鉄槌。夫婦|不倫2.1万字5 752 -
完結第11話
結婚記念日に渡された電車の片道切符
結婚15周年の記念日、羽田空港で夫から電車の切符を渡され「一人で帰れ」と置き去りにされた。夫は若い部下と搭乗口へ消えていく。自宅で調べたカード明細には女との豪遊の記録、そして旅行自体が最初から女のために予約されていた事実が残されていた。私の口座を財布にしていた夫へ、私は家族カードの利用停止を申し込む。3日後の深夜、旅先の夫から17回目の着信が入った。嫁姑|ATM扱い|不倫1.6万字5 273 -
完結第15話
妹に7年分の髪を切られ、婚約者は200円を賭けた
中秋節の夜、林知は妹・妙妙に、7年間大切に伸ばしてきた髪を突然根元から切り落とされた。ところが両親は妹を庇い、婚約者・修辞まで「何分で泣くか」を妙妙と賭けて笑っていた。 さらに修辞は、林知が最も嫌がることを自ら妹に教え、過去の悪質な悪戯にも関わっていたと判明する。 長年「家族だから」「7年付き合った恋人だから」と耐え続けてきた林知だったが、その夜、給料2倍の広州支社責任者への異動を承諾し、年末の婚約式も密かにキャンセル。 家族が次の“ドッキリ”を準備して帰宅を待つ頃、彼女はすでに広州行きの列車へ乗っていた。 そして妹が投稿した嘲笑動画は10万再生を超え、今度は家族自身へ批判が殺到し始める――。兄弟姉妹|修羅場|不倫2.3万字5 1075 -
完結第44話
結婚5周年、夫が義妹と泊まった1708号室
結婚5周年の夜、夫・ひろしから届いたのは「急な残業」という短い連絡だけだった。ところが位置情報が示していたのは、都ホテル1708号室。しかも一緒にいた女性は、義弟の妻・鈴木秋だった。 親友の目撃証言まで重なり、5年間信じてきた結婚生活は一夜で崩れ去る。 だが、ゆいは半年前から夫の不審な外泊を疑い、ホテルの利用記録や監視映像、録音を密かに集めていた。そこには、ひろしが彼女との結婚を“父の遺産を手に入れるため”と語る決定的な声まで残されていた。 さらに会社資金の横領と、秋への送金疑惑まで浮上する。 夫と義妹、そして背後で動く佐藤家――。ゆいは離婚届だけでは終わらない反撃を静かに始める。夫婦|不倫6.7万字5 846 -
完結第14話
「ママって呼んじゃだめ」そう泣いた五歳の娘
「保育参観は中止だ」という夫の言葉を信じていた朝、園の連絡アプリに見知らぬ若い女の膝に座る五歳の娘の写真が届く。駆けつけた私に、娘は「ママって呼んじゃだめってパパが言った」と怯えて身を隠した。夫は親戚と偽り愛人を園へ招き、娘に母親の否定を強要していたのだ。さらに園バッグの底から見つかる、二ヶ月に及ぶ隠蔽の痕跡。「子どもはすぐ忘れる」と言い放つ夫に、母として下した決断とは。夫婦|不倫2.1万字5 278 -
完結第13話
「お父さんの同僚ですか?」と、夫の娘は微笑んだ
結婚30年を迎えた夫の定年祝い。壇上で「妻への感謝」を語る夫の前に、花束を抱えた23歳の娘が現れ、私を「会社でお世話になった人」と呼んだ。夫が24年間にわたり別の女性ともう一つの家庭を築いていた事実が判明する中、彼女たちもまた夫の独身という嘘を信じ込まされていたことを知る。定年を機に今の家を売り払い、密かに第二の家庭へ逃亡しようと企んでいた夫に対し、妻が下した現実的な選択とは。不倫|熟年離婚1.9万字5 3112 -
完結第30話
母を泥棒と追い出した兄に届いた妻の浮気写真
「母さんが嫁の金を盗んだ」――兄・太郎は妻ルミの訴えだけを信じ、母の言い分を1度も聞かないまま「泥棒」と決めつけ、必要最低限の荷物だけ持たせて家から追い出してしまう。 妹・かんなは母を引き取り真相を確かめるが、その翌日、今度はルミが離婚届を残して失踪。しかも太郎の結婚前からの貯金450万円はほぼ消え、家賃まで滞納され、手元には2,500円しか残っていなかった。 さらに母は、ルミが男と腕を組んでホテルへ入る姿を目撃し、その決定的な写真まで撮影していた。 母を陥れた“盗金騒動”は、本当に偶然だったのか。愛する妻を盲信して家族を傷つけた兄は、ようやく自分が何を信じ、何を失ったのか思い知らされる――。親不孝|不倫4.5万字5 1374 -
完結第13話
彼女は毎日母を世話し、毎週夫と夜を過ごす
認知症の母を献身的に介護するヘルパーは、毎週夫と夜を過ごす愛人だった。「あの子を追い出したら母さんはどうなる」となじる夫に脅され、妻は屈辱を呑んで毎朝その女と介護記録を交わす生活を受け入れる。母の命のために耐え続ける妻。だが愛人が漏らした「夫の真の姿」をきっかけに、半年前に起きた母の転倒事故を巡る冷酷な欺瞞が暴かれ始める。夫婦|不倫2.0万字5 193 -
完結第18話
追放された妻と「離婚しないで」と泣く愛人
愛人が男児を産んだ日、夫と義母は「本物の跡取りができた」と歓喜し、私と二人の子供を夜中に家から叩き出した。十三年間の献身をゴミのように捨てられた翌朝六時、私のスマホに産院の愛人から着信が入る。震える声で懇願されたのは、耳を疑う言葉だった。「お願い、まだ離婚届を出さないで」――あの電話が守ろうとしていたのは、私ではなかった。裡切られた|不倫2.7万字5 2523 -
完結第16話
介護を奪われた私へ「お母さん、やっと会えた」
義父を五年看取った四十九日の翌日、夫は若い愛人と赤ん坊を連れ込み「子供も産めなかったお前は家族じゃない」と私を追い出した。二十六年の婚姻を否定され、荷物を抱えて立ち尽くす私の前に、制服姿の十七歳の少女が息を切らして駆け込んでくる。少女は私の腰にしがみつき、泣きじゃくりながら顔を上げた。「お母さん、やっと会えた」。介護|不倫|熟年離婚2.3万字5 692 -
完結第13話
病室を愛人に譲れと言った医師の夫
切迫早産で入院した特等個室。絶対安静のベッドに現れた医師の夫と義母は、「二十六歳の彼女が入院したから部屋を譲れ」と言い放った。拒絶して離婚を突きつけられた直後、夫のクリニックから届いたのは、私の会社が支えてきた業務の契約書だった。あの男が本当に奪おうとしていたのは、病室だけではなかった。夫婦|不倫1.9万字5 356 -
完結第15話
十二年前、泥水に捨てられた私
「男を産めない役立たず」と罵られ、豪雨の夜に塩を撒かれ叩き出された奈緒。生後間もない未熟児の娘を抱え、親友に夫を奪われた絶望の中で、早朝のビル清掃から再起を誓う。 しかし、過労で倒れたある男を介抱した日を境に、彼女の運命は静かに動き始める。 12年後、老舗の暖簾を失いかけた元夫の前に現れたのは、何億もの光を纏う絶世の貴婦人だった。見下されていた女が、すべてを覆す逆転劇が幕を開ける。因果応報|人生逆転|嫁姑|不倫2.3万字5 979 -
完結第26話
消された母親の席
娘の名門小受験のため、私はボスママの車のタイヤまで磨いてきた。夫は「葵のためだ」と冷たく言い放ち、私の生活費を削り続けた。だが娘の本番用スーツを繕った夜、裏地から見慣れない領収書が滑り落ちる。七年前の日付、聖マリアンナ病院、患者名はボスママ。緊急連絡先には夫の隠し番号。実印も願書も奪われ部屋に閉じ込められた私は、父の形見のハサミを握りしめ、雨のベランダへ足をかけた。夫婦|真相|修羅場|不倫3.8万字5 1128 -
完結第22話
父の葬儀で離婚を迫った夫
父の葬儀の最中、義母から離婚届を顔面に叩きつけられ、夫は臨月の部下を連れて現れた。子供ができないことを罵られ、雨のアスファルトへ放り出された私は、父の遺品が残る古いアパートで完全に縁を切る覚悟を決めた。だが七日後、あの夫が一人でドアを叩いた。目の下に隈を浮かべた夫は、下駄箱の上に分厚い現金の封筒を置き、埃っぽい土間に膝をついて「あと三ヶ月だけ妻でいてくれ」と頭を下げた。嫁姑|夫婦|修羅場|不倫3.2万字5 2745 -
完結第21話
二年間買い続けた夫の浮気相手
子宮全摘出手術の直後、夫から「子供も産めない女と暮らす意味はない」と離婚を告げられた私。夫は社内の若い部下と不倫しており、私は一人で小さなアクセサリー店を始めた。開店六日目、売れずに苦しむ私から最初に商品を買ってくれた匿名の客は、二年間毎月欠かさず注文をくれた。だが、二周年イベントの日に現れたその常連客は、夫を奪った浮気相手その人だった。逃げ出した彼女が残した控えには、「許してほしくて来たのではありません」と震える文字が記されていた。裡切られた|夫婦|第二の人生|修羅場|不倫3.2万字5 897 -
完結第22話
妻の避妊薬
結婚して二年、待望の子供が一向に授からないことに悩む夫・ひろし。自分に原因があるのではないかと案じ、病院での検査を提案するが、妻は「自然に任せたい」と頑なに拒絶する。 そんなある日、ひろしは街中で見知らぬ男と親密に寄り添う妻の姿を目撃してしまう。耳に入ってきたのは、「ピルで避妊してるから子供なんてできるわけない」「夫は本当にバカ」という残酷な嘲笑だった。 愛する妻の正体は、自分を欺き、逢瀬に溺れる裏切り者だったのだ。激しい怒りを押し殺し、ひろしは水面下で興信所に調査を依頼。自宅では「優しい夫」の仮面を被り続けながら、着実に証拠を固めていく。 やがて突きつけられる分厚い調査報告書と、床に叩きつけられた避妊薬のシート。家庭を弄び、夫を侮辱し続けた妻と相手の男に、逃げ場のない冷徹な社会的制裁の鉄槌が下されようとしていた――。夫婦|不倫3.4万字5 1308