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手切れ金百万、消えた一億三千万

手切れ金百万、消えた一億三千万

水城 冴香 完結 120

「手切れ金として、百万円恵んであげるわ」 鎌倉の料亭、ほうじ茶で濡れた離婚届。七年間事務所を支えてきた私を、夫と義母は愛人の前で「価値のない女」と嘲笑し、世田谷の豪邸から追い出そうとした。 だが、料亭を出てわずか【十二分】後。 私は会社の口座から【一億三千万円】を合法的に引き揚げ、銀行と警察へ【ある機密ファイル】を電送する。 翌朝、パトカーと地裁の執行官に囲まれ門前で取り乱す義母と夫の前に、私は静かに立ち――。 「登記簿の所有者、一度も確認なさらなかったの?」

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